Exhibitions information
進士三紗 個展
「反転する背景のための風景 -Landscape for a Reversing Background-」
2025 11/13(木) -17(月)
11:00-19:00 (最終日のみ11:00-17:00)
Gallery metabo
京都府京都市左京区聖護院山王町18メタボ岡崎106
石が水や風といった外的作用によって絶えず形を変えるように、私たちの存在もまた他者や環境との関わりのなかで形づくられていきます。メルロ=ポンティが「世界とは、私が触れるよりも早く私に触れてくるものだ」と述べたように、存在は常に自己完結的ではなく、外部からの作用に開かれた可変的な現れとして立ち上がります。主体と客体は常に影響を与えあい、立場を入れ替えながら存在している。そのあいだに生じる「ノイズ」こそが、存在を形づける不可欠な要素なのではないかと考えています。
今回の展示の主題である「風景」は、選び取られた理想の舞台装置であると同時に、抑え込むことのできないノイズを孕んだ土着的な場でもあります。
最近の制作では、メルロ=ポンティが論じた知覚の地平や、インゴルドが示した大地と大気の狭間で動き続ける地面の在り方に触発されながら、主体と客体の立場が反転し続ける生成の場(風景)を可視化することを試みています。風景に身を置く「わたし」の在り方を問い直す試行を、絵画と写真の領域を横断しながら検討する展示にいたします。


Archives
2025 Nov. 進士三紗 個展
"反転する背景のための風景
-Landscape for a Reversing Background-"
(Gallery metabo/Kyoto)




2025 Aug. アーティストインレジデンス
『野良の滞在』成果発表展
"沈黙する地面、記憶する地層"
(A HAMLET / Kyoto)




2025 April 進士三紗 写真展
"Umwelt -営みのかたちを巡る旅-"
(kivi/Kyoto)




2023 May 二人展
"汽水域/Brackish waters"
(Bison Gallery/Hyogo)




2023 Jul. 個展
"立ち現れる輪郭/Emerging Contours"
(chignitta space / Osaka)




2023 Apr. グループ展
"waning form"
(Marutoshikaku/Shiga)



